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中期計画2021(詳細版) 中期計画 | 一般社団法人保健医療福祉情報システム工業会

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(1)

中期計画2021

 保健医療福祉情報システム工業会

 一般社団法人

(2)

 目 次

1. 中期計画2019の振り返り

・・・・・

1

2. 中期計画2021

・・・・・

3

3. 戦略企画部

・・・・・

6

4. 総務会

・・・・・

9

5. 標準化推進部会

・・・・・

12

6. 医事コンピュータ部会

・・・・・

15

6. 医療システム部会

・・・・・

18

8. 保健福祉システム部会

・・・・・

32

(3)

 中期計画2019は、2016年2月に2019年度までに実行する計画として策定したものである。策定か

ら2年が経過した現段階での状況は以下の通りである。

①2025ビジョンで描くヘルスケアICTの実現に向けた推進【国民・ユーザ向け】

 医療情報連携ネットワーク基盤、および、個人が医療・健康データを利活用できる環境基盤構築

に向け、標準類・実装ガイドの整備と各会員への普及を推進する。また、医療・介護・健診等の

データの利活用を推進する。さらに「医療等分野の情報連携の識別子(ID)」等の検討・議論を見

据え、効率的・効果的な導入・活用を推進する。

 <主な活動状況>

 標準類の策定・普及に関しては、中期計画2019の策定以降、現在までに14件のJAHIS標準、13

件の技術文書を制定した。また、日本医療情報学会等とJAHISが共同で策定した「処方・注射

オーダ標準用法規格」と「SS-MIX2ストレージ仕様書および構築ガイドライン」の2件がHELICS指

針に採択され、さらに、「SS-MIX2ストレージ仕様書および構築ガイドライン」と「JAHIS処方データ

交換規約」の2件が厚生労働省標準規格に認定された。

 同様に、厚生労働省標準規格に認定された「地域医療連携における情報連携基盤技術仕様」

(日本IHE協会)の策定では監査証跡等の検討で、「看護実践用語標準マスター」(MEDIS-DC)の

策定ではベンダ視点での課題と解決策の検討でJAHISは貢献している。

 なお、「処方・注射オーダ標準用法規格」の厚生労働省標準規格認定については、現在、厚生

労働省保健医療情報標準化会議の審査待ちである。

 医療情報連携ネットワークの推進に関しては、①標準規格に準拠した医療情報連携ネットワー

クの普及の推進を目的とした「医療情報連携ネットワークにおける標準規格準拠性の検証機関の

実現に向けた調査研究」、②医療等分野で利用されている既存のネットワークの相互接続の実現

を目的とした「医療等分野におけるネットワークの相互接続の実現に向けた調査研究」、③在宅

医療・介護連携における標準化の推進を目的とした「在宅医療と介護の連携のための情報システ

ムの共通基盤の構築に向けた規格の策定に関する調査研究」の事業を受託し、関連技術文書の

制定や改訂を実施。2025年ビジョンで描くヘルスケアICTの実現に向けて着実に活動を展開した。

 医療データの利活用推進に関しては「地域医療連携用ID等の活用に関する調査研究」や「地域

における医療・介護の連携強化に関する調査研究」の有識者会議に参画し、意見具申している。

さらに、日本臨床検査医学会やPMDA等の7団体による「臨床検査結果の取扱いに関する意見交

換会」、日本医療情報学会やSS-MIX普及推進コンソーシアム等の7団体による「SS-MIX2仕様策

定会議」等にも有識者が参画し、JAHISは中心的な役割を果たしている。

 また、「電子版お薬手帳データフォーマット仕様書」や、厚生労働省「電子処方せんの運用ガイド

ライン」(2016年3月31日)に基づく電子処方せん運用時の各システム間の相互運用性を確保する

ための 「電子処方せん実装ガイドVer.1.0」をJAHIS技術文書として策定した。現在も、HL7 CDA記

述仕様について診療報酬上の要件を満たすため、電子処方せんの運用における「電子処方箋標

準フォーマット」の改定支援業務を日本薬剤師会から受託し、活動中である。

 JAHIS会員売上高調査では、2016年度5,631億円(過去4か年で平均4%伸張)の売上実績を記

録し、市場は拡大している。

1.中期計画2019の振り返り

(4)

②工業会参画価値の追求、健全な市場の維持・発展【会員向け】

 会員共通の課題対応を迅速に行い会員サービスの充実を図ると共に、JAHISブランドの向上、

ヘルスケアICT適正評価の推進に努める。また、医療ICT市場の把握と海外を含めた新規市場の

調査・活動支援を行う。JAHIS活動を通じて、会員の技術力向上・交流促進を図り、会員満足度の

向上を図る。

 <主な活動状況>

 2016(平成28)年4月の大規模診療報酬改定や各種制度改定では、タイムリーな情報収集・提

供により、大きな混乱なく医療情報システムの対応が実施できている。

 安全性・品質向上に関する取組みとして、JEITA、JIRAと共に推進している(一社)ヘルスソフト

ウェア推進協議会(略称:GHS)において、IEC82304-1のJIS化予定に伴う勉強会を開催し、ヘル

スソフトウェアの品質向上活動を推進している。

また、(一社)日本病院薬剤師会の協力を得て医療情報システムに関わる医療安全情報の周知、

内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)からのセキュリティ情報共有などを行っている。

 継続的な調査・情報提供活動として、売上高調査、導入調査、市場予測調査2017(3年ごとの調

査)などを実施した。海外動向調査としては、HIMSS/HIMSS AsiaPacへの参加、ISO/TC215会議

への出席、国際標準類への投票などを実施した。また、医事コンピュータ部会主催で海外医療

ICT調査(オランダ、デンマーク)などを行った。

 JAHIS会員数に関しては、2016年1月末時点では379社であったのに対し、2018年1月末時点で

は382社である。ほぼ横ばいではあるが、過去最高となっている。

③永続的な運営基盤の確立【運営基盤】

 事業を推進する体制の強化、法令遵守の仕組み作りを含め運営基盤の強化を推進する。コン

プライアンス活動は、継続して運用し定着化を図るとともに、適宜必要な改定・強化を実施する。

また、業界に必要な人材、JAHIS運営に必要な人材の育成と確保を行う。

 <主な活動状況>

 コンプライアンス活動では、「公務員等対応規程」の制定/施行に伴い、会員への普及活動(ポ

スター、カード発行)を行った。また、競争法コンプライアンス自己監査を実施し、問題ないことを確

認した。「個人情報管理取扱規程」も策定中である。

 受託事業拡大のため、事業企画推進室の副室長増員(正副室長で計3名) を行った。また、事

務局業務のさらなる効率化と業務の質の向上を目的に機能別組織の導入を検討しており、2018

年度からの運用開始を目指している。

(5)

 日本は社会保障制度の充実(特に介護を含む国民皆保険、フリーアクセス)により長寿社会を実

現してきたが、社会情勢の変化により現状では下記のような問題を抱えている。

・少子・高齢化

・医師の偏在化

・核家族化

・疾病構造の変化(生活習慣病(糖尿病、高血圧等)の割

が高い)

・高齢者の受診率が高く、国民医療

の増大(2016年度 41.3

円)

・大病院への

者集中

 

のため持続

能な社会保障制度の確立が

務であり、

本的な改

として「社会保障と

の一体改

」が進められている。

の中で医療・介護の分野においては、「病院

」の医療から

「地域

」の医療への

換が求められ、「病床の機能分化・連携、在宅医療の推進」、「地域

ケアシステムの構築」が

われている。

 2016 年12月14日に、

民のデータ利活用のための環境を

総合

的かつ効果的に整備するための

民データ活用推進基本法」が公

・施行された。この法

に基づき、

年5月に「

界最先

端IT

国家

造・

民データ活用推進基本計画」が閣議決定された。ここでは、全ての国民がICT 利活用

やデータ利活用を意識せ

便益

受し、

かさを実

できる社会である「

民データ

利活用社会」(

データが

トを

かにする社会

)を構築することを目的としており、

東京

オリンピッ

ク・

ラリンピック競技大会 が開催される2020 年を一つの

区切

りとして

点的に講

ずべ

き施策を推

進していくこととしている。

点的に講

ずべ

き主な施策としては、「医療保険業務(診療報酬における

審査業務等)の効率化・高度化」「健康・医療・介護等データの流通・利活用環境の実現」「

名加工

医療情報の作成に関する認定制度の整備」「医療保険のオンライン

格確認の構築、医療等ID制

度導入」「ICT等を用いた

遠隔

医療の推進」があ

られる。

 さらに、2017年6月9日に閣議決定された「

来投

資戦

略2017」ではS

o

cie

ty

5.0に向けた

略分野

において、「健康寿

伸」を

掲げ

、「国民の健康寿

を 2020 年までに1

以上

伸し、2025 年

までに2

以上

伸、さらに400床以上の一

病院における電子カルテの普及率を90

%

き上

る」を

K

PIとして

された。具体的には、

が国は、

グロ

ーバルにも

出して高齢化社会をいち

えることとなる一方で、国民皆保険制度や介護保険制度の下でデータが

豊富

にあることより、 健康

管理と病

・介護予

、自立支援に

足を

いた、「新しい健康・ 医療・介護システム」を構築する

ことにより、健康寿

伸し、

界に先

けて生

現役社会を実現させることをめ

すこと

された。

 同年7月4日には、厚生労働省は「国民の健康確保のためのビッ

データ活用推進に関するデー

タヘルス改

推進計画」を策定した。

こでは、2019年度までに「健康・医療・介護の

総合

的な保健

医療データプラットフォームの構築」「データヘルス分野におけるインターフェースシステム基盤の構

築」「支

・中

会等による体制整備」「保険者のデータヘルス支援」(PHRサービスのシステム

基盤や健康スコアリン

のシステム基盤の構築

)

を実現し、加えてセキュリティ監視環境の整備、保

健医療データ利活用のセキュリティガイドライン策定によるセキュリティ対策の

徹底

を図るとした。

2020年度に健康・医療・介護ICTを本格

働(保健医療データプラットフォーム

働、研究機関等が

保有するデータベースとの連携等により、

学的介護の実現を加速、保険者機能の強化、PHRサー

ビスの実施、保険医療データを利用した行動変

促進等の実施)も

された。

 また、2017年4月28日に特定の個人を識別できないように医療情報を

名加工し、健康・医療に関

する先

的研究開発及び新

出に利活用を

能にするための仕組みを定めた、医療分野の

研究開発に

するための

名加工医療情報に関する法

(

次世代

医療基盤法

)

が成立した。

同年5月30日には改正個人情報保護法が全

施行され、「医療情報システムの安全管理に関す

るガイドライン」等にも

反映

された。医療記録は要

配慮

個人情報のため、

の取扱いには

分注意

が必要

が、医療・健康情報等の各種データの

なる利活用を推進し、国民の健康や医療サービ

スの質の向上に貢献することが期待されている。

(1)業界を取

く環境変化と

今後

の動向

(6)

「医薬品、医療機

等の

品質、有効性及び安全性の確保等に関する法

(医薬品医療機

法)」は2014年11月25日から施行され、ソフトウェア

体でも法規制が適用されることとなった。法規

制対

とならないヘルスソフトウェアにおいても、より一

安心して

使

用して

くための業界自

ルールの運用が始まっているが、2018年にJIS化が予定されているヘルスソフトウェアの

品安全

規格であるIEC82304-1への適

やサイバーセキュリティ対策も求められている。

医療の国際展開としては、外国人

者の受入れ等を一

でサポートする企業の認証や、外

国人

者の受入れに関し意

と能力のある国内医療機関を「日本国際病院」として海外に分かりや

すく発

すること等による外国人

者の集

等の取り組みも期待される。

今後

政府

主導で社会保障制度改

が進み、年

、医療、介護の各制度の

しが進むもの

われる。各施策を実現するためには、ヘルスケアICTが

非常

要であり、ヘルスケアICTを

うJAHISへの期待はますます高まるものと

える。

 このような大きな動きを

まえ、中期計画2021では4年先を見据え目指す

姿

を共有し、下記の

運営方針の下に業務を

行する。

①2025ビジョンで描くヘルスケアICTの実現に向けた推進【国民・ユーザ向け】

 医療情報連携ネットワーク基盤、および、個人が医療・健康データを利活用できる環境基盤構築

に向け、国内、国際の最新状況に基づき、標準類・実装ガイドの着実な計画と策定と各会員への

普及を推進し、医療・介護・健診等のデータの利活用を推進する。また、2020年の健康・医療・介

護ICTの本格

働を見据え、効率的・効果的な導入・活用を推進する。

②工業会参画価値の追求、健全な市場の維持・発展【会員向け】

 会員共通の課題対応を迅速に行い会員サービスの充実を図るとともに、JAHISブランドの向上、

ヘルスケアICT適正評価の推進に努める。また、医療ICT市場の把握と海外を含めた新規市場の

調査・活動支援を行う。また、JAHIS

立25周年の活動に

れることで、さらに、会員の技術力向

上・交流促進を図り、会員満足度の向上を図る。

③永続的な運営基盤の確立【運営基盤】

 事業を推進する体制の強化、法令遵守の仕組み作りを含め運営基盤の強化を推進する。コン

プライアンス活動は、継続して運用し確実な定着化を図るとともに、適宜必要な改定・強化を実施

する。また、業界に必要な人材、JAHIS運営に必要な人材の育成と確保を行う。

①2025ビジョンで描くヘルスケアICTの実現に向けた推進

・各省

、関

団体における各種連携事業やデータ利活用事業に対し共通基盤整備、データ

形式

用語等の標準化など

積極

的な対応を行う。

・国内、国際の最新状況に基づき、JAHIS標準類の着実な計画と策定、各種マスタの整備を進める

とともに、実装の認定等を含めた普及

を検討し推進を図る。2020年の健康・医療・介護

ICT

の本

働を見据え、策定した標準類が国内標準として

く普及・活用されるよう取り組む。

・ネットワーク基盤検討会等、標準化、施策を決定する会議には、

派遣

を含め

積極

的に参加し、

JAHISとしての意見を

反映

させるように努める。

・国際標準のJAHIS標準への展開およびJAHIS標準の国際標準化提

を行う。

・JAHIS会員へ向けた国際標準化動向等の情報発

を行う。

)運営方針

(7)

②工業会参画価値の追求、健全な市場の維持・発展

・診療報酬改定等、JAHIS会員共通の課題に対して、会員へのタイムリーな情報提供、関

機関と

折衝

等、迅速な対応を行う。

・JAHIS会員が共通で必要とする情報に関しては、講習会、勉強会、講

会等を

積極

的に行い、展

開を図るとともに、既存の教育事業についても内

の見

し・

新を適宜行う。また、情報提供に関

して、JAHISアーカイブの活用を推進する。

・また、JAHIS

立25周年の活動に

れることで、さらに、会員の技術力向上・交流促進を図り、会

員満足度の向上を図る。

・現在行っている売上高調査、市場予測調査を継続するとともに、会員にとって有

な調査を実施

する。

③永続的な運営基盤の確立

・事業を推進する体制として

立した事業企画推進室を中心として、継続的に各省

、関

団体の

情報を入手し事業化を進める。また各種の調査事業・実証事業等にも

積極

的に参画し、ヘルスケア

ICTにおけるJAHISのプレ

ンスを向上させる。

・コンプライアンス

員会を中心として、競争法コンプライアンスに関するPDCAを

すとともに、情報

セキュリティ、個人情報保護、公務員等との対応に対する取り組みを強化する。

・JAHIS活動を

う部会・

員会で活動する人材の育成や

手の活動促進のための取組みを行う。

また、

ウを持ったJAHISのO

B

等が活

できる仕組みを検討する。

・現在実施されている教育に加えて、医療ICTの動向、会員の要

に応じて新規の教育・セミナーや

先進情報について外部講師による勉強会を企画し人材の育成を行う。

(8)

(用紙1)

部門名

戦略企画部

1.基本方針

戦略企画部はJAHIS全体の戦略策定のための市場調査・予測と具体的戦略立案及び

全体調整を行う。さらに、JAHIS事業の推進を行う。戦略企画部は、運営方針に基づき、

下記の方針で活動を行う。

 ①2025ビジョンで描くヘルスケアICTの実現に向けた推進

  ・標準化関連事業推進のため各部会との連携を密にした体制の構築推進

  ・2020年の健康・医療・介護ICTの本格稼働を見据えて、政府施策への対応活動と

   事業の受託推進

 ②工業会参画価値の追求、健全な市場の維持・発展

  ・会員共通の課題への対応による会員サービスの向上、ヘルスソフトウェアの

   安心感向上の推進、および、会員のための各種調査の実施

 ③永続的な運営基盤の確立

  ・受託事業推進のための情報収集、体制整備

  ・コンプライアンスの仕組み作り

  ・人材確保と育成の仕組み作り

・課題

基本方針に基づいた取組みを推進するための課題としては、以下の通り。

 ①各省庁・関係機関・関連団体との連携強化

 ②会員に向けて各調査に対する、技術革新・行政動向による市場変革の反映、

   各調査に対する匿名性の確保、

   売上高調査におけるデータの正確性と匿名性の両立

 ③2025ビジョンの推進と行政動向・技術動向などを踏まえたビジョンの見直し

 ④海外動向と日本動向の整合性の確保

 ⑤医薬品医療機器等法などの法規制に対するコンプライアンス活動の定着化と 強化、

   ヘルスソフトウェア推奨開発プロセスの浸透

 ⑥永続的な運営基盤の確立

 ⑦コンプライアンス活動の定着化と強化

・具体的な対策、担当する委員会・WG・PJ

 ①事業企画推進室を中心に、以下の取り組みを実施する。

  ・データヘルス改革推進計画をはじめとする医療ICT関連の行政施策について

   積極的な関与と協力

 ②調査委員会は、売上高調査における調査項目区分の再検討や、調査内容分析の

   外注化による匿名性の確保を行う。

 ③企画委員会を中心に2025ビジョンの実現に向けた普及・促進活動を実施する。

   また、2020年を目途にビジョンの改版を検討する。

 ④基盤検討委員会は、「保健医療

福祉

情報基盤における海外

状況

状況

   及び

今後

のア

クシ

ョン

(俯瞰表)」

を取りまとめ、各部会・委員会との連携

有)

  

る。

 ⑤ヘルスソフトウェア対応委員会は、以下の取り組みを実施する。

  ・医薬品医療機器等法の規制に対するJAHIS会員への情報発

  ・

G

HS活動の中でJAHISの

え方を反映さ

ていくとと

にJAHIS会員への情報展開

  ・ヘルスソフトウェアに対するI

E

C

8

2

3

0

4-1

など推奨規

の活

展開

 ⑥事業推進体制検討委員会は、永続的な運営基盤確立に向けて

続的な活動を行う。

 ⑦コンプライアンス委員会は、コンプライアンス運

の定着化を

ると共に、関連規

   の整備を行う。

(競争

法コンプライアンス規

、「取

いに注

する情報

   関する規

公務

員等対応規

人情報

管理

程)

 中期計画基本方針・取り組み方法

(9)

・期待できる成果物

 ①受託事業の活動記

や事業成

果(

事業企画推進室

 ②売上高調査報

告書

導入状況

調査報

告書

、市場規

予測調査報

告書(

調査委員会

 ③20

3

0ビジョン

企画委員会

 ④

俯瞰表(

基盤検討委員会

 ⑤

G

HS

育コン

に基づくJAHIS会員向け

資料

、ヘルスソフトウェアに対する

  

品安全規格

I

E

C

8

2

3

0

4-1

など

の参

考資料(

ヘルスソフト対応委員会

 ⑥コンプライアンス

自己監

査の内容

拡充(

「取

いに注

する情報

に関する

   規

公務

員等対応規

人情報

管理

に関する項目を

自己監

査に

  

導入)

、新規規

程(

ライン等

の策定 

コンプライアンス委員会

・想定される問題点

 ①

ソース

員等

の確保

 ②各部会とのタイ

ムリ

ーな連携

 ③会員の

理解

 ④ビジョン実現に向けた課題の

把握

と関係省庁・団体への

提言

JAHIS内での取り組みの見直し

 ⑤ヘルスソフトウェア推奨規

整合や

解釈問

 ⑥運営基盤の検討と改

 ⑦

自己監

査内容

拡充

周知

効率

的な

自己監

査の実施、

JAHISの組

した新規規

程(

ライン等

の策定

・完了目標時期(マイルストーン)

20

18

度~

202

1

度:G

HS

育コン

のJAHIS会員向け

資料(毎

20

18

度~

20

19

度:

ヘルスソフトウェアの

品安全規格の参

考資料

20

18

度~

2020年

度:

医薬品医療機器等法に関する追

・変

に対する参

考資料

20

18

6月:

コンプライアンス

自己監

査の項目

拡充(

「取

いに注

する情報

に関する規

程)

20

19

3月:管理台帳

棚卸

有個

人データ

管理台帳)

2020年

度:

20

3

0ビジョン策定

202

1

1月

市場予測調査報

告書(

2020年版

)

売上高調査等は

随時

実施

(半

毎)

導入状況

調査報

告書(毎

(10)

(用紙2)  中期計画スケジュール

部門名

平成30年度 平成31年度 平成32年度 平成33年度

2018年度 2019年度 2020年度 2021年度

主要なイベント

①事業企画推進室  ・医療ICT関連の行政施策につ いて積極的な関与と事業受託へ の活動

②売上高調査 ・売上高調査の定期実施 ・調査項目変更の検討 ・変更のシステム反映 導入調査報告書 ・導入調査査の実施 市場規模予測調査 市場規模予測調査2020年

版発刊(2021年1月) 新規調査事項の検討 ・他委員会への新規調査事

項の募集と検討

・新規調査項目の検討

・新規調査 ・新規調査 ・新規調査

③企画委員会 ・2025ビジョンの普及・促進 ・2030ビジョンへの改版 ・2030ビジョンの普及・促進 ④基盤検討委員会 ・俯瞰表の更新・共有

・俯瞰表活用の検討・実施 ⑤ヘルスソフトウェア

  対応委員会 ・GHS対応 ・製品安全規格対応 ・医薬品医療機器等法対応 ⑥事業推進体制検討委員会 ・運営基盤の検討と改善 ⑦コンプライアンス委員会 ・コンプライアンス運用の 定着(監査項目の拡充) ・管理台帳の棚卸し ・新規規程の策定 : 戦略企画部

項目 取り組み方法

◇健康・医療・介護ICT本格稼働 ・保健医療データプラットフォーム稼働 ・保険者機能の強化

(PHRサービス、行動変容促進等)

健康・医療・介護の総合的な保健医療データプラットフォームの構 築

医療等IDやマスターデータ管理の整備 等 PHRサービスのシステム基盤の構築 セキュリティ対策の徹底

◇元号改定、消費税101

◇JAHIS創立25周年

◇診療報酬改定(4月) ◇介護保険制度改定

◇国保都道府県化 ◇介護保険制度改定

◇東京オリンピック ◇診療報酬改定

◇オンライン保険資格確認構築 ◇「医療等ID制度」本格運用

(福祉行政)

継続対応 俯瞰表活用の検討

(標準化マップ連携含) 俯瞰表の共有・活用

製品安全規格をはじめとする推奨プロセス対応 規制関連情報共有

教育資料更新・作成 教育資料更新・作成 教育資料更新・作成 教育資料更新・作成

製品安全規格の対応 規制関連情報共有

継続検討

公務員等対応規程

個人情報管理取扱規程 「取扱いに注意を要する

情報」に関する規程

△ △ △

保有個人データ管理台

△ △ △ △

(11)

(用紙1)

部門名

総務会

1.基本方針

JAHIS中期計画2021の基本的方針の中から、「工業会参画価値の追求、健全な市場の

維持・発展(会員向け)」、「永続的な運営基盤の確立(運営基盤)」について、総務会として

それらを支える為に現在抱える課題に取組み、解決に向けて必要な計画を立案する。

事務局に関しては、JAHISの事業推進体制の強化、永続的な運営基盤の確立に向け

て、①効率の良い、②環境変化に対応できる、③オープン且つ闊達な事務局に変革し、

JAHIS工業会活動を強力にサポートする。また、ITを強化することにより、会員が素早く且

つ効率的に情報を共有でき、連携して活動ができる環境を構築する。

2.取り組み方法

・課題

総務会として、以下の課題に取り組む

1.工業会の成長と健全な運営を行う為の会員数の確保

2.会員サービスの充実や運営の効率化につながる各種システムやインフラ環境の見直

し・整備(事務局との協業)

3.ブランド価値の向上に向けたJAHIS創立25周年記念イベントの企画・運営

事務局として、以下の課題に取り組む

1.派遣法改正に対応するため2016年4月に派遣社員の有期契約社員化を行った。しか

し、有期契約社員は5年を超えて契約できないため、現状のままでは専門的な知識やノウ

ハウを持った契約社員を雇用継続できず、事務局機能が維持できなくなる。

2.工業会活動の活発化や法規制の強化等の環境変化にともない、従来以上に迅速且

つ適切な事務処理が必要になっている。一方、JAHISには経理、法務、IT等の専任担当

者がいないため、適切・迅速な対応ができないリスクがある。

3.IT改革を2015年から2017年にかけて行ったが、一部未対応な部分があり、現状のまま

では一部インフラの老朽化や陳腐化が避けられなくなる。

・具体的な対策、担当する委員会・WG・PJ

上記の課題に対し、総務会として、以下の施策を推進する

1.新規会員を増やし、退会する会員を減らす為の課題を洗い出し、対応策を

検討

する。

2.JAHIS運営の基盤となる各種システムやインフラ環境の改

して、会員

並び

に事

務局運営に対し

利便性

の向上や活動の活

化を

る(事務局との協業)

3.201

9

年に創立25

年を

えるが、記念イベントを

してJAHIS

内外

に情報発

を行い

ブランド価値を向上

させ

事務局としては以下の施策を推進する

1.有期契約社員の

期契約社員化

  無

期契約

労働

業規

の策

と、運営会

での

承認

に基

労働

契約の

締結

2.機能

導入

ウト

ースの活用

  

経理担当、法務担当、情報システム担当等の

"

機能

織”

導入

し、専門化による

業務の

の向上と効率化を

る。

  

また、

公認

会計

え、社会保

険労

顧問弁護士

等の

ウト

ースの活用に

より、

高度

な知識を必要とする業務に対応する。

3.IT中計の策

  

会員や

員の

を的確に

把握

するとともに、社会情

まえ、工業会としてのI

T中計を策

する。IT中計を

体策に

とし

み、長期的な

視野

に立ったITの

導入/

を推進する。

(12)

・期待できる成果物

総務会の成

果物

1.会

費収入

の増

による活動

資金

の確保・改

2.JAHIS活動に

いて

利便性及び

的な運営を

能にする各種システム(事務

局との協業による)

3.創立25

年のイベントについて成

功裏

に向けた企画・運営

事務局の成

果物

1.有期契約社員の

期契約社員化

  

・継続的に業務を

行できる体制の構築

2.機能

導入

ウト

ースの活用

  

・業務の

の向上と効率化

 

高度

な知識を要する業務

の対応

3.IT中計の策

  

・工業会としてのIT中計の策

定 

・長期的な

視野

に立ったITの

導入/

・想定される問題点

総務会

1.会員ランクに応

トの

確化、

方に

ける会員の発

2.各種システムやインフラ整備に関

用の増

(事務局との

調

整が必要)

3.イベントで発

する

用の増

やブランド価値向上の効

果測定

事務局

1.JAHISに

った

期契約

労働

業規

の策

  →顧問弁護士

期契約

労働

業規

成を

依頼

2.機能

交代時

の業務

  →

業務

継期

けて、計画的に業務

継を実施

3.IT

投資及び

守費

の増

  →投資

対効

客観

判断

もりの

徹底

による

スト

圧縮

・完了目標時期(マイルストーン)

総務会

2020年1月

 

創立25周年記念イベントの

開催

2022年

3

計画した各種システムの整備確

(事務局との協業)

2022年

3

末 

会員数

目標

400社

事務局

201

8

2月

 

機能

織導入

に関し運営会

可否判断

201

8

6月

 

機能

関連の規

改正と施行(上記運営会

承認さ

れた場

201

8

9

 無

期契約

労働

業規

の策

定完了

201

8

年12月

 

IT中計の見直し

201

9

1月

 無

期契約

労働

者の

判断

(13)

(用紙2)

中期計画スケジュール

部門名

平成30年度 平成31年度 平成32年度 平成33年度

2018年度 2019年度 2020年度 2021年度

総務会

1.会員数の確保 効果的な勧誘の為の情 報発信

+6社目標 +6社目標 +7社目標 +7社目標

2.各種システムやイン フラ環境の見直し・整備 (事務局との協業)

各種システム/インフラ 環境の改修を通した活 動の活性化

拡充・整備・結果検討 拡充・整備・結果検討 拡充・整備・結果検討 拡充・整備・結果検討 3.記念イベントの企画・

運営

記念イベントを通してブ ランド価値を向上

企画 企画・運営

事務局

①有期契約社員の無期 契約社員化

・顧問弁護士による無期契 約労働者就業規程の策定 ・運営会議での採用判断 ②機能別組織の導入 ・関連規程の改正

・機能別組織導入

③IT中計の策定と長期 的視野に立ったITの 導入と改修

・IT中計の策定と定期的な  見直し

・システムリニューアル ・電話交換機のリプレース : 総務会

項目 取り組み方法

就業規程

の策定 無期契約社員の採用判

関連規程の改正

規程の承認 機能別組織の導入と運用

新会計システム機能追加

IT中計見直し IT中計見直し IT中計見直し

電話交換機 リプレース

(14)

(用紙1)

部門名

標準化推進部会

1.基本方針

地域包括ケアの高まり、「病院完結型」から「地域完結型」のり療への転換、り療・介護・

健康の連携政策などにおかて、ヘルスケアICTによる連携実現が重要であると考える。こ

れを効率的・効果的に実現するためには標準化が必要不可欠であり、以下の4項目に重

点的に取り組む。

 ①行政・学会・関連団体等と連携して標準化を推進する。

 ②り療機器ソフトウェア規制の在り方や運用につかて、患者安全と利便性に寄与

  するように関連機関と協力・連携してかく。

 ③海外標準と日本の要件・状況との整合性を確保するために、海外標準化団体と

  の調整や日本からの標準化推進を行う。

 ④標準化を担う人材の確保・育成を実施する。

2.取り組み方法

・課題

り療情報の連携実現に寄与する標準規格の確立と普及が不可欠である。

・JAHIS標準類の有用性維持・保守

・国内要件と国際標準の整合性の確保

・患者安全に寄与する規制・業界ルール等の策定と運用

・標準類への理解の深化と実適用の推進

・具体的な対策、担当する委員会・WG・PJ

(1)標準化推進部会本委員会

  ①HELICS協議会幹事会員・厚生労働省保健り療情報標準化会議委員を基軸と

   した推進

  ②関連省庁の事業・委員会への参画による推進

  ③関連外部団体、JAHIS内関連部門との連携による推進

  ④標準化活動に関する特別表彰の実施(地道な活動に対する顕彰)(25周年記念)

(2)国内標準化委員会

  ①JAHIS標準類の確実な審議と制定後の有用性の維持管理

  ②JAHIS標準類のライフサイクルマネージメント

  ③標準化に関わる規程の整備・保守

  ④HELICS協議会等関連団体との標準化に関わる整備

  ⑤JAHIS標準化マップの進捗フォローアップと定期的見直し(基盤検討委員会との協

調)

  ⑥HL7 CDAの概説資料等の整備及びCDA活用技術者の育成検討

(3)国際標準化委員会

  ①JAHIS内各委員会、国内関連団体および関連省庁との意識共有

連携

  ②国際標準のJAHIS標準への

展開

およびJAHIS標準の国際標準化

提案

  ③JAHIS会員に

向け

た国際標準化動

等の情報

発信

(国際標準化

総覧

の特別

編集

(25周年記念)

  ④

若手

人材の育成(国際会議参

向上勉強

会等の実施)

)普及推進委員会

  ①各標準規格の関連性・メ

ット等の

確化

ール類の

  ②標準化

テム

導入

による

体的な効果

計測指

標の検討

  ③標準類普及に

向け

セミナ

等の

画立

)安全性・

品質企

画委員会

  ①IS

O/

TC2

1

5 への参

によるり療用ソフトウェアの

スクマネジメント規格への

   意見

反映

  ②

G

HS(ヘルスソフトウ

ア推進協議会)への参画によるJAHISの考え方を

反映

   した業界

自主

ルールの普及推進活動

  ③り療用ソフトウェアに関する

自主

基準に

沿っ

た患者安全に関する

ライン

   策定(り療

テム

部会と連携)

(15)

・期待できる成果物

 ①JAHIS標準化マップ(メン

テナ

ンス

 ②り療情報

テム

にお

る標準類

ビュ

チャ

ート

Web版

 ③JAHIS意見を

反映

したIS

O/

TC2

1

5、HL7、DIC

OM

、IHE等での国際標準類

   (

80001シリ

6

2

30

4

_

E

d.

2等)

 ④り療用ソフトウェア業界

自主

ルールに関する

ライン、

育資料類

 ⑤患者安全に関する

スクマネジメント

ラインの技術

文書改訂

 ⑥各

国際標準化関連国際会議参

告書

類、国際標準化

総覧

Web通常版

、特別

 

HL7 CDA

R

2

和訳

・概説資料

・想定される問題点

 ①日本のEH

R/P

H

R構想

未だ

であり、

が取り

め推進するかが

  

確にな

てかなか。

 ②り療用ソフトウ

アの業界

自主

ルールに関する

3工

業会(JI

R

A、JEITA、JAHIS)

  の考え方の調整。

 ③国際標準化活動を担う

次世代

若手

技術者の確保と育成。

 ④り療情報

テム

環境

(基本ソフト等)の

化への対

文字セ

ット等)

・完了目標時期(マイルストーン)

 ①

JAHIS

標準化マップ(メン

テナ

ンス

:毎

 ②り療情報

テム

にお

る標準類

ビュ

チャ

ートの

Web公開:

2

018

 ③標準化普及の

評価指

2

018

 ④患者安全に関する

スクマネジメント・

ラインの技術

文書

策定・

改訂

   

2

019

 ⑤IEC

80001シリ

ズ:

2

016

2

019

 ⑥IEC

6

2

30

4

_

E

d.

2

2

016

2

019

 

IEC

81001-1:

2

016

2

019

(16)

(用紙2)

中期計画スケジュール

部門名 : 標準化推進部会 ★JAHIS創立25周年★

平成30年度 平成31年度 平成32年度 平成33年度

2018年度 2019年度 2020年度 2021年度

①標準化マップ更新

②JAHIS標準類の策定、ライ フサイクルマネージメント ③HL7 CDA 資料整備・教育 ①各種国際標準化関連国際 会議参加報告書類 ②国際標準化総覧

③HIMSS USA * HIMSS19 * HIMSS20 * HIMSS21 * HIMSS22 ④HIMSS AsiaPac * HIMSS AsiaPac19 * HIMSS AsiaPac21 ⑤国際会議スキル向上

医療情報システムにおける標 準類オーバービューチャート 作成

現時点で明文化されている各 種標準規格の実際のシステ ム概念図上へのマッピング

標準化普及の推進指標の検討導入実績及び事例基づく評価ポイントの検討

ソフトウェア安全性

厚労省の医療機器等法改 正、経産省の医療用ソフトウェ アに関する対応に準拠した医 療安全向上のための活動(電 子カルテ委員会医療安全専 門委員会等との連携) 患者安全に関わる国際標準規

格の策定参加

ISO/TC215およびISO/TC215 & IEC/SC62A合同のJWG7へ の参画

医療用ソフトウェアの自主 ルール対応

GHS参画により、 3J(JIRA/JEITA/JAHIS)での 連携を強化、必要に応じて医 機連と連携

医療情報システムの患者安全 に関するリスクマネジメントガイ ドライン策定

国際標準規格の策定状況お よび開発ガイドラインを反映し た策定および更新

項目 取り組み方法

JAHIS標準化プロセスの改善

国際標準化活動の推進

医療用ソフトウェアリスクマネジメント対応-1

IEC62304_Ed.2、IEC80001シリーズ、IEC81001-1等の 策定に参画

IEC80001シリーズ,IEC81001-1等 必要に応じて、新規国際標準規格に対応

GHS(ヘルスソフトウエア推進協議会)参画による 業界自主ルールの普及推進活動

患者安全に関するリスクマネジメントガイドライン

医療用ソフトウェアリスクマネジメント対応-21

患者安全に関するリスクマネジメントガイドライン

更新 更新 更新 更新

随時 随時 随時 随時

標準化普及の評価指標の検討

随時作成 随時作成 随時作成 随時作成

改訂

標準類オーバービュー

チャートのWeb公開 既存パンフレットのコンテンツ改定及び新規パンフレット企画・作成 既存パンフレットの増刷

標準類勉強会 企画・開催 標準類勉強会検討

25周年 特別編集

25周年 特別勉強会 和訳の概説検討

技術者育成活動 改訂・整備 対象検討調査

(17)

(用紙1)

部門名

医事コンピュータ部会

1.基本方針

2025ビジョンで描くヘルスケアICTの実現に向け、医事コンピュータの分野において標準

化の推進、技術基盤の充実等を行い、ICTによる医療の構造改革の支援を目指し、以下

の3項目に重点的に取り組む。

1)国のICT戦略の中で、ICT活用の目的を明確にしながら関係機関と連携を取り課題解

決に取り組んでいく。

2)医療/介護保険制度改正や診療/介護報酬改定等のスムースな対応が実行できる

よう、関係機関・団体との連携を強化する。

3)成熟した医事コンピュータビジネスの活性化を図るために、新規市場動向や先進ICT

適用状況等を調査し、行政等関係機関に提言を行う。また、会員のビジネス機会拡大に

努めるとともに、情報発信、会員サービスの向上に努める。

2.取り組み方法

・課題

1.診療報酬・介護報酬改定等においては、未だに十分な改定対応期間が確保されたス

ケジュールとなっておらず、改定内容も曖昧さを含んだ内容となっている。改定期間の確

保と疑義の無い改定内容となるよう関係機関と調整していくことが必要。

2.医療情報の電子化を推進していくためには「標準化」が重要である。「標準化」を進め

るにあたり、部会会員のユーザ医療機関には小規模な施設が多く存在する。これら小規

模施設のポテンシャルを意識して課題を提示する必要がある。

3.レセプトのオンライン請求は一定の成果を達成したが、引き続き完全オンライン請求を

目指し、紙で残っている提出物、地方単独医療費助成制度、返戻等の問題解決が必要で

ある。

4.医事コンリポートでの情報提供、海外視察調査、マスタ提供事業等、会員サービスに

ついては、会員要望を的確に把握しながら推進していく必要がある。

・具体的な対策、担当する委員会・WG・PJ

別紙参照

・期待できる成果物

1.関係機関とのパイプの確立。スムースな改定。各会員が有効利用できる電子点数表

2.遠隔診療や医療情報連携ネットワーク、医療データ利活用へのレセコン情報等の活

用、電子処方せん・電子版お薬手帳の推進、医療等分野における番号制度への対応、医

療保険のオンライン資格確認など、国の戦略にマッチした医療情報の電子化への対応と

その推進に向けた各種標準仕様、技術文書の制定

3.地方単独医療費助成制度、返戻・再請求を含めたレセプトのオンライン電子請求の完

全実施

4.情報提供、有効利用できるマスタの提供等による会員サ-ビスの向上

5.医事コンピュータ市場の活性化

・想定される問題点

1.関係省庁担当者の定期異動に伴う関係の再構築

2.医療制度改正、診療報酬・介護報酬改定の動向

3.医療情報の電子化等の施策動向

4.医療保険、訪問看護、自賠責、地方単独医療費助成制度の電子化動向

5.マスタ、コードの標準化

・完了目標時期(マイルストーン)

1.改定の取りまとめ(各改定時)

2.電子処方せんの実現(2020年度)

(18)

<医事コンピュータ部会 中期計画活動一覧>

資料1-別紙  2025

ビジョン 参加 価値

運営

基盤 活動項目 担当委員会

1.医療制度改正、診療報酬・介護報酬改定

○ ○ ○

 ① 制度改正への対応

   ・遠隔診療、国保の運営主体移管、高額療養費、新元号、公費制度、     消費税率引き上げ等、各種制度改正に対応したシステムを提供する。    ・会員へタイムリーな情報を提供する。

全委員会

○ ○ ○

 ② 診療・介護報酬改定対応

   ・関係機関との関係の構築に注力しスムースな改定を行う。    ・改定作業への参画等、曖昧性を排除した診療報酬体系に向けた     取り組み。

全委員会

 ③ 電子点数表の実用化

   ・会員各社のチェックとして使用可能とする。    ・改定の一部は電子点数表で通知される。

医科、歯科、マスタ、DPC委員会

 ④ DPC対応

   ・DPCコーディングの質向上への取組み

   ・より効果的/効率的なDPCデータ収集への取組み

DPC委員会

○ ○ ○

 ⑤ 厚生労働省、審査支払機関に頼られる存在となる    ・医療ICT関連では、必ず声が掛かる様にする。    ・中央社会保険医療協議会の審議に貢献する。    ・各種通知はJAHIS宛にも発行して貰う。

全委員会

2.標準化

○ ○ ○

 ① 国のICT戦略として「医療情報の電子化推進」への対応    ・医療等分野におけるID活用への対応

   ・医療保険のオンライン資格確認への対応

医科、歯科、調剤委員会

○ ○ ○  ② 電子処方せんの実現に向けた取り組み

   ・病院、診療所と薬局のやり取りを電子化する。 医科、歯科、調剤、マスタ委員会

○ ○ ○

 ③ 電子版お薬手帳の普及に向けた取り組み

   ・医療機関における電子版お薬手帳の普及に向けた取組    ・診療報酬における電子版お薬手帳算定化への取組

医科、歯科、調剤委員会

○ ○ ○

 ④ 医療連携や医療データ利活用へのレセコン情報等の活用    ・「医療情報連携基盤実装ガイド(レセコン編)」の活用推進    ・実証事業等を通し、必要な連携情報の見直し実施

医科、歯科、調剤、マスタ委員会

3.レセプトオンライン請求

○ ○ ○  ① レセプトオンライン請求完全実施

   ・返戻・再請求を含めたトータルな請求の100%オンライン化

電子レセ、医科、DPC、歯科、 調剤委員会

○ ○ ○  ②労   ・紙レセ災レセプト請求プト電算処の電子化、理請求の普及イン化の推進進 電子レセ、医科、歯科、調剤委員会

○ ○ ○

 ③ 医療保険、訪問看護、自賠責、地方単独医療費助成制度等の紙媒体の    電子化

   ・病院、診療所、薬局からの診療報酬請求は、総て電子化できる方式を     確立する。

電子レセ、医科、歯科、調剤、 介護委員会

4.マスタ類の維持管理と普及活動

○ ○ ○

 ① 以下のマスタ提供の実施

   ・医薬品マスタ・変換テーブル(オーダ、電カルも含めて)

   ・保険者番号辞書

   ・介護給付費単位数表    ・その他、必要なマスタ

マスタ委員会、介護委員会

5.会員サービス

○ ○ ○  ① 情報収集、情報提供

   ・タイムリーな情報収集、情報提供を実施する。 全委員会

○  ② 医療ITの点数化

   ・会員の行っている医療ICTを少しでも点数化する。 全委員会

(19)

(用紙2)

中期計画スケジュール

部門名

平成30年度 平成31年度 平成32年度 平成33年度

2018年度 2019年度 2020年度 2021年度

イベント ・診療報酬・介護報酬改定(4月)

・医療データ利活用のためのレセプト 様式見直し(4月)

・遠隔診療を改定で評価 ・国保の運営主体移管(4月) ・高額療養費改定(8月)

・新元号(5月) ・消費税率引上げ(10月)

・診療報酬改定

・審査支払新システム稼動(コンピュー タシステムに適したレセプト様式の見 直し等)

・医療保険のオンライン資格確認本 格運用

・医療等分野のID本格運用 ・電子処方せんの本格運用 ・全国保健医療情報ネットワークの本 格稼動

・保健医療データプラットフォームの本 格稼動

・介護報酬改定

1.医療制度改正、   診療・介護報酬改定

① 制度改正への対応 ② 診療・介護報酬改定対応 ③ 電子点数表の実用化 ④ DPC対応

2.標準化

① 国のICT戦略として「医療情 報の電子化推進」への対応 ② 電子処方せん実現への取 り組み

③電子版お薬手帳の普及に向 けた取り組み

④ 医療連携や医療データ利活 用へのレセコン情報等の活用

3.レセプトオンライン請 求

① レセプトオンライン請求完全実 施

②労災レセプト電算処理請 求の普及促進

③ 医療保険、訪問看護、自 賠責、地方単独医療費助成 制度等の紙媒体の電子化

4.マスタ類の維持管理 と普及活動

① マスタ提供の実施  ・JAHIS医薬品マスタ、基本 マスタ、一般名マスタ、労災レセ 電算マスタ、保険者番号辞書 等

5.会員サービス ① 情報収集、情報提供 ② 医療ITの点数化

6.新たなビジネス領域 開拓

① 市場の活性化に向けた 新たなビジネス領域の検討 : 医事コンピュータ部会

項目 取り組み方法

△診療・介護報酬改定

紙が無くなるまで対応

継続対応

随時対応

△ 海外視察調査

△ 海外視察調査

△ 海外視察調査

△ 海外視察調査 △診療報酬改定

医療保険のオンライン資格確認、医療等分野のID活用

電子処方せんの実現

電子版お薬手帳の診療報酬算定要件化

△消費税対応

△レセプト様式見直し、薬価改定 △薬価改定 △薬価改定

返戻再請求含めて順次オンラインへ移行 △新元号対応

紙が無くなるまで対応

新たなビジネス領域検討

△介護報酬改定

△薬価改定

△高額療養費改定

△国保運営主体移管 △レセプト様式見直し等

(20)

(用紙1)

部門名 医療システム部会

<医療システム部会事業方針>

患者安全への寄与と医療への貢献を目的とした情報活用基盤の拡大を推進する。 (1)高品質な医療システム製品と付加価値サービスの提供

(2)医療情報標準化の策定と普及推進 (3)セキュリティ基盤の整備

(4)品質安全管理とリスクマネジメントの強化

<電子カルテ委員会>

 健全な市場規模拡大を目指し、国民全員が質の高い医療を享受できるよう以下の活動を 推進する。

(1)品質安全管理とリスクマネジメントの強化

(2)医療情報標準規格の有効性/準拠性の検証、普及推進 (3)JAHIS標準類の策定/改版、普及推進

<検査システム委員会>

 検査分野における臨床課題の改善、相互運用性の向上、及び地域包括医療における検 査及び関連データの利活用推進を目指し、以下を重点的に行う。

(1)JAHIS標準類の策定と改定、普及活動の推進。特に院内及び地域連携に寄与する検 査や治療に関するHL7やDICOMを用いた規約の開発、改定及び普及活動を行う。また、そ のために必要な外部団体との情報交換等を行う。

(2)標準化活動にグローバルトレンドを反映させるためDICOM、IHE International等の国際 標準化活動への参画と情報収集・JAHIS内への展開を行う。

(3)教育事業等を通じ、JAHIS会員他に検査システムに関する情報提供及び連携に関する 参考情報を提供する。

<部門システム委員会>

 特に以下の事項について重点的に推進する。

(1)部門システムに係る課題の解決、標準化・患者安全施策活動の推進 (2)病棟看護業務の効率化の推進

(3)物流業務の効率化、標準化の推進

<セキュリティ委員会>

医療情報セキュリティの標準化、共通化、相互運用性の確保を行う。特に以下の事項に ついて重点的に推進する。

(1)国の施策、国際標準化動向ならびにJAHIS標準化マップを意識した標準類策定 (2)策定した標準類・マスタ等成果物の普及推進、啓発活動を通じての会員企業にとって のメリット化

<相互運用性委員会>

 施設内、施設間の標準化を含む情報共有基盤の整備に向けて、電子処方せんなど。そ の時々に求められる課題への対応やHL7等の標準化の普及推進に技術面から貢献する。 そのために以下の活動を推進する。

(1)JAHIS標準類の策定活動の継続、拡張 (2)実装システムの検証活動の継続、見直し

(3)関係省庁・標準化関連団体との標準化に関する連携強化 (4)HL7等の標準化技術や標準マスタの普及推進

(5)標準化に関する技術的な課題への積極的な取り組み

 中期計画基本方針・取り組み方法

参照

関連したドキュメント

現場責任者及び会計責任者、 研修、ボランティア窓口 …… 是永 利用調整、シフト調整 ……… 園山 小口現金 ……… 保田

2014年度 2015年度 2016年度 2017年度 2018年度 2019年度 2020年度

2014年度 2015年度 2016年度 2017年度 2018年度 2019年度 2020年度

◆は KAAT Dance Series 2019. 開催予定日 会場 公演名

年度 2010 ~ 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019.

 現在 2016年度 2017年度 2018年度 2019年度 2020年度

 現在 2016年度 2017年度 2018年度 2019年度 2020年度

2014年度 2015年度 2016年度 2017年度 2018年度 2019年度 2020年度